新型コロナ関連

【最新版】マスクでは予防も感染防止も出来ない新型コロナウィルス。実は2種類あった? 環境から予防する空気清浄機トップ3を公開

新型コロナウィルス2019-nCoVの感染拡大が毎日のように報道されています。

予防にエチケットにと気を使い、精神的に疲れる日々を送る方も多いのではないでしょうか?

感染すれば犯罪者のように自分の行動範囲がニュースで公開されたりするので、もし感染の疑いがあっても診断してもらうことが怖くて正しい行動が取れないという悪循環も起こっています。

確かな情報で安心感を与えるためとはいえ、プライバシーを侵害するような過剰報道は考え物です。

感染防止はもちろん、オイルショックが再来したかのようやデマに惑わされたりもしないように、新型コロナウィルスの特性を正しく理解し、それに合わせた対策を立てることが不可欠です。

ここでは、元某家電量販店スタッフである筆者が、性能から考えるコロナ予防に有用な空気清浄機をランキング化し、トップ3を公開します。

そもそも新型コロナウィルスとは?

そもそもコロナウィルスとは何なのか、感染するとどのようなことになるのかという情報を持たないまま、とりあえず感染したら死ぬという認識で予防に励んではいないでしょうか?

このウィルス、実は症状の重さではなく、治療法の研究スピードが感染の拡大スピードに追い付いていないという点で脅威となっているということを理解せず恐れている方が多い印象です。

基本的には風邪ウィルスのひとつ

いわゆる旧型のコロナウィルスというのは、風邪ウィルスとされる細菌の10~15%を占めるごく一般的なものでした。しかし中国から広まった今回の新型コロナウィルスは、今まで使っていた風邪薬が効かず、合併症を引き起こす率が高いということがあり、感染拡大を防ぐ厳戒態勢が敷かれることとなりました。

報道ではウィルス名で呼び、感染者が1人増える度に大々的に発表され、経済破綻にもつながるような二次被害が拡大している影響から、正しく怖がることが出来ていないというのが現状といえます。

実は2種類ある新型コロナウィルス

実は今回の新型コロナウィルスには、感染力が強く症状が軽いL型と、感染力は弱く症状が重いS型の2種類があります。

S型の方は以前流行したSARSのように短期間で感染は終息し、L型の方はある程度広まった後ほとんどの人に抗体が作られ、インフルエンザなどのように季節的な流行風邪として扱われる見通しが立てられています。

本当に怖いのは過剰反応からくる”差別”

正しい知識を持たないままコロナウィルスを恐れることにより、深刻な差別問題に発展してしまう事例が各地で発生しています。

感染者が比較的多い北海道から帰ってきた人が会社で不当な不当な扱いを受けたり、医療関係で働く現場の人々も差別的な目で見られます。

よく考えてもらいたいのですが、去年の12上旬だけでインフルエンザに感染した人数は7万7000人、その中で1日50人以上が死亡しています。

今回日本でコロナウィルスに感染しているのは投稿日時点で約400人、内死亡したのは7人です。

日本での感染はほとんどが軽度の症状であるL型ウィルスであると見られ、どちらかといえばヨーロッパ圏でのS型ウィルスの影響が深刻なようです。

治療薬が確定すれば少し長引く風邪といった扱いになることは研究によりある程度判明しているので、冷静さを欠いた過剰な行動に走らないよう気を付けましょう。

マスクでは予防出来ない?

そうはいっても不安なことには変わらないでしょうし、周りがやったいるから自分も対策をしなければと考える方がほとんどでしょう。

マスクでは予防できず、基本的には感染者が飛散を抑えるために着用すべきなので、本来必要な人が使えるよう過度な使用は控えた方がいい。

WHOは今回の感染拡大に伴うマスクの在庫切れに対して、このような声明を出しています。

実際コロナウィルスのサイズを考えれば、この言葉は事実です。

コロナウィルスの大きさは80~220ナノメートル(約10億分の1メートル)に対し、マスクのフィルターがキャッチ出来る細菌のサイズは小さくても300~500ナノメートル

花粉症用のマスクに至っては通気性確保のため、その10倍以上の隙間があるので、ウィルスは簡単に通り抜けてしまうのです。

環境からの予防

コロナウィルスの感染経路は、直接的な咳よりも感染者が触ったものから移ることが多いという事例が確認されています。

もちろん各自が咳エチケットを徹底していたり、なるべくお互いが近付き過ぎないように配慮しているということから得られる結果です。

付着ウィルスからの感染を防ぐには、手洗いうがいの徹底、それに浮遊ウィルスの活動を抑える環境を作ることが必要だと考えられます。

顔や服に付いてしまえば、マスクの位置を直した時などに感染してしまうので、いくら予防手洗いを徹底しても意味がないからです。

予防に使える空気清浄機は?

室内での環境による感染予防のため、空気清浄機を導入しようと考える読者へ向けて、ここでは正しい空気清浄機の選び方を紹介します。

まず勘違いされやすいのですが、イオン発生機では基本的に効果がありません。

シャープ プラズマクラスター イオン発生機 多用途 1 畳 ホワイト IG-EX20-W

空気清浄機よりも安く、イオンの力で無効果してくれそうと購入する方も多いですが、空気清浄機のようにホコリやウィルスをフィルターでキャッチすることが出来ないので、イオンがウィルスに作用することが出来なければ感染源となる空気をかき混ぜているだけで、余計に感染リスクが高まります。。

同じ条件でオゾン脱臭機などもあまり効果は期待できません。少なくともPM2.5以下のサイズを捉えることの出来るフィルターを搭載している空気清浄機を選びましょう。

効果のある空気清浄機は?

今回コロナ対策に有用な空気清浄機をランキング化するにあたり、以下の項目に着目して選びました。

  • 殺菌能力
  • ウィルスキャッチ力
  • デザイン(コンパクトか)
  • 手入れのし易さ
  • コストパフォーマンス

殺菌能力

空気中のウィルスを殺菌する能力があるか、あればどの程度の効果があるかの指標となります。

ウィルスキャッチ力

フィルターの性能を見る指標となり、より小さな粒子を捉えられるものを高評価としています。

デザイン(コンパクトか)

今回突然起こったウィルス感染騒動ということもあり、事態が収束してからも場所を取るような製品だと邪魔に思えてしまいます。

なるべくコンパクトであったり、インテリアを損なわないデザインになっているものを高評価としています。

手入れのしやすさ

定期的に菌が付着したフィルターを手入れして能力を保つ必要があるわけですが、その工程が面倒であったり、直接手で触れる面積が大きかったりすると感染リスクが高まります。

より手入れが楽な製品を高評価とします。

コストパフフォーマンス

命を守るためとはいえ、イレギュラーな出費は抑えたい。そのようなニーズに応えている製品を高評価としています。

空気清浄機おすすめランキング

それでは、先述した評価基準っをもとに決定したランキングを見てゆきます。

コロナウィルス対策に有用な空気清浄機に選ばれたのは以下の製品でした。

第1位『パナソニック「ジアイーノ」F-MV3000』

パナソニック 次亜塩素酸 空間除菌脱臭機 ジアイーノ ~15畳 ステンレスシルバー F-MV3000-SZ

パナソニックの空間除菌脱臭機「ジアイーノ」が第1位となりました。

注目すべきは「空気清浄機」ではなく、「空間除菌脱臭機」であるという点です。

コンビニで販売されている生鮮食品(サラダ用の野菜など)を洗浄するのにも使われる人体に無害な洗剤、水と塩素の合成成分次亜塩素酸を放出する専用タブレットを用いて、空気中に漂うあらゆるウィルスを99%以上無効化。

家庭用衛星商品の生産や衛生環境のコンサルティング事業を行うサラヤ株式会社の検証により、次亜塩素酸がコロナウィルスを無効化する効果も認められています。

ランキングで紹介したのは最大15畳までの対応製品となっており、他に9畳まで対応で金額がお求め易くなるF-JX1100も展開されています。

パナソニック 空間除菌脱臭機 ジアイーノ ~9畳 ホワイト F-JX1100V-W

デメリットとしては金額が高いところと、水と塩素タブレットを毎回入れる必要があるという点ですが、プールのような独特の香りからは確かな殺菌効果の信頼性と安心感があります。

殺菌能力 5 1/3位
ウィルスキャッチ力 5 1/3位
手入れのし易さ 2/3位
デザイン(コンパクトか) 4 2/3位
コストパフォーマンス 4 2/3位
総合評価 ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ 1/3位

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第2位『ダイソン 「Pure Hot+Cool HP04」』

 

ダイソン Dyson Pure Hot + Cool™ 空気清浄ファンヒーター HP04WSN HP 04 WS N

お金持ちの象徴でブランド先行というイメージのあるダイソンですが、価格なりの性能を持ち合わせているのも事実です。

最大30畳までウィルスを吸い込み、扇風機としても電気ファンヒーターとしても使えます。

また、邪魔にならないコンパクトなデザインなので、1年中片付ける必要がありません。

暖房機能がいらないという方は、送風機能のみのDP04を選べば多少コストを抑えられます。

ダイソン 【扇風機】空気清浄機能付タワーファン(リモコン付 アイアン/ブルー)Dyson Pure Cool 空気清浄タワーファン TP04IBN

0.1ミクロンまでを捉えることの出来るフィルターは手入れ不要で、1日12時間使った想定で年1回交換するという作業となります。

また専用アプリと連携して帰宅前に外から電源を切り替え、空気の状態を確認することが可能。ベッドで寝ている小さな子供がいる家庭には最適です。

デメリットとしては交換用フィルターにかかるコストが一般的な空気清浄機と比べて高いこと。2層構造となっており、外側と内側が単体ごとに販売されているので、必要な方のみを購入することも出来ます。

ダイソン グラスHEPAフィルターDyson Pure シリーズ交換用 グラスHEPAフィルター PURE04HEPAフイルタ-

ダイソン 活性炭フィルターDyson Pure シリーズ交換用 活性炭フィルター PURE04スミフイルタ-

 

殺菌能力 3/3位
ウィルスキャッチ力 1/3位
手入れのし易さ 1/3位
デザイン(コンパクトか) 2/3位
コストパフォーマンス 3/3位
総合評価 ⭐️⭐️⭐️⭐️ 2/3位

360℃から吸い込む吸気口となっているので、部屋の中心近くにインテリアとして配置してまんべんなく正常することが出来ます。

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第3位『シャープ「KI-JS40」』

シャープ プラズマクラスター25000搭載 加湿空気清浄機 ホワイト KI-JS40-W

シャープからプラズマクラスター25000搭載の空気清浄機がランクイン。

A4サイズ程度のコンパクトさと2万円代というコストパフォーマンスから、空気清浄機は必須でないけど、このご時世だからあった方が安心という方におすすめです。

フィルターの清掃は背面吸気口の上から掃除機で吸うだけという手軽さ。フィルター自体を手で触る必要がないのでリスクが少ないです。

加湿機能も搭載しているので、感想を押さえてウィルスの活動しにくい環境を作りながら清浄します。

 

殺菌能力 2/3位
ウィルスキャッチ力 3/3位
手入れのし易さ 2/3位
デザイン(コンパクトか) 2/3位
コストパフォーマンス 1/3位
総合評価 ⭐️⭐️⭐️ 2/3位

プラズマクラスターが明確にウィルスの活動を抑える効果があるとは公表されていないので過信は良くないですが、フィルターの性能としてはPM2.5をしっかりとキャッチし、価格と能力のバランスが取れた機種といえます。

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