コロナウィルス対策に最適な加湿器の選び方は?5つのタイプが持つメリット・デメリットを併せて紹介!

2020年11月16日 投稿者: YUDAI
冬になって換気がしづらいからコロナの感染者が過去イチ!?

空気清浄機は置いてるけど、乾燥を防ぐのも大事だから加湿器買わなきゃ・・・

でも種類多すぎてどれが一番いいのかゼンッゼンわからん!

 

こんな悩みを持つ方が激増しているので、今回は加湿器の選び方を家電量販店販売員の視点から紹介します。

 

コロナ感染防止に加湿器は不可欠

2020年は最初から最後まで新型コロナウィルスに振り回されてますね。

 

11月に入ってから寒くなってきて換気が出来なくなってくるので、感染者数が過去最多を更新しています。

 

冬になると空気が乾燥するので、ウィルスの働きが活発になります。

 

アメリカやヨーロッパで爆発的に感染が拡大したのは、日本と比べて湿度がかなり低いというのも大きな要因の一つになっていましたよね。

適度な湿度でウィルスを抑制

そこで空気清浄機はもちろん、パワフルな加湿器も必要になってくるわけです。

 

ある程度の湿度を保っておけばウィルスの活動が弱まり、仮に家へ持込んでしまったとしても、免疫でどうにか撃退することも出来るんですよね。

 

でも、量販店に行くと置いてある加湿器の種類が多すぎて、どれを選んだらいいのか分からないという方も多いのが現状です。

 

選ぶ基準も分からないから、1時間以上も加湿器コーナーをグルグルして結局疲れて帰っちゃった、なんて方もいるのではないでしょうか?

 

今回は、いくつかタイプが分かれる加湿器の中から、それぞれのメリットとデメリットを把握した上で、最終的にこれを選んでおけば間違いないという機種も公開します。

 

冬に買うべき加湿器の選び方は?

加湿器を選ぶにあたって、まずは条件を決めておかないと話になりません。

 

服を選ぶ時は自分がSサイズなのかMサイズなのか、それともLサイズなのかをちゃんと考えるのに、加湿器を買うのに部屋の広さを考えないなんてことはありえないですよね?

 

でも何も考えずにお店へ来てしまって、全然出力が足りていない加湿器をデザインだけで選んで後悔してしまう人、めちゃくちゃ多いんです。

 

基本的に加湿器の場合、大は小を兼ねるという言葉を頭に入れておかないと失敗します。

 

製品の説明欄にはだいたい「〇〇畳まで対応」と書いてありますけど、それを計測している環境って基本的にエアコンつけていないですからね。

 

暖房器具を併用するならば、エアコンやストーブが持つ除湿力に勝っている加湿器を選ばないと意味がないわけです。

 

加湿器のタイプは大きく分けて5種類

 

加湿器にはいくつか種類があります。

 

各メーカーによって得意・不得意いというものもあるんですけど、基本的には以下の5タイプですね。

 

  • 超音波式
  • スチーム式
  • ハイブリッド超音波式
  • 気化式
  • ハイブリッド式

 

それぞれが持つ特徴とメリット・デメリットを紹介しながら、どれを選ぶべきかという選択肢を絞っていきましょう。

 

超音波式加湿器


アピックス 超音波式加湿器 SHIZUKU touch+ ホワイト FSWD9109WH

 

超音波式というと、なんだか難しくてハイテクなものに聞こえますけど、いわゆるエステとか受付なんかに置いてあるような丸っこい加湿器を想像してもらえれば大丈夫です。

 

微細な振動でタンクから取り込んだ水を撹拌し、霧吹きのように細かい蒸気を飛ばす仕組みですね。

 

メリット1:デザインが豊富

 

超音波式加湿位は駆動部がコンパクトなので、その周りを覆う外装のデザインは好きなように作ることが出来るんです。

 

なのでよく見る丸っこい形や四角いもの、置物のようなお洒落なものまでそのデザインは様々。

 

インテリアの邪魔にならないものを選びやすいというメリットがありますね。

 

メリット2:アロマ対応

 

超音波式加湿器の中には、アロマオイルを染み込ませて部屋に香りを広げるためのフィルターを搭載したものもあります。

 

お洒落な加湿器でお洒落な香りで部屋を満たしたいという方にはおすすめです。

 

デメリット:出力の高いものがない

 

超音波式加湿器の出力にはある程度限界があります。

 

一番大きなものでも12畳ぐらいの広さが限度ですね。

 

やっていることは霧吹きをひたすらシュッシュしているようなものなので、出てくる水分の粒子が大きく、あまり遠くまで飛ばすことが出来ないというのがその理由です。

 

なので机の隅などに置いて、吹き出し口を自分がいる方へ向けて、スチーマーのような用途に使うのが向いているといえます。

 

スチーム式加湿器


象印 加湿器 3.0L 木造8畳/プレハブ洋室13畳対応 スチーム式 蒸気式 フィルター不要 自動加湿3段階 入タイマー&切タイマー搭載 お手入れ簡単 ホワイト EE-RP50-WA

 

スチーム式加湿器というのは、昔でいうとストーブの上に水を入れたやかんを置いて沸騰させ、その湯気で加湿していたのをイメージしてもらうといいと思います。

 

タンクから取り込んだ水をヒーターで温め、吹き出し口から湯気を出すことで加湿します。

 

象印から発売されている上写真の製品を見てもらうと分かるように、ほとんどポットと同じような構造をしているものもあります。

 

メリット1:出てくる蒸気が清潔

 

超音波式加湿器の場合は、浄水フィルターなどを通してある程度綺麗にした水を蒸気にしていますが、それでもなんとなくカルキ臭が残るものもあります。

 

スチーム式の場合は一度煮沸されているので、出てくる蒸気に臭いや雑菌がなく清潔だというのがメリットですね。

 

メリット2:手入れが楽

 

スチーム式加湿器の構造はタンク・ヒーター・吹き出し口があれば完結しますし、取り外すことのできない本体内部も熱湯が通るので、使っていれば勝手に除菌されています。

 

そのため手入れがか簡単だというのもメリットですね。

 

デメリット:やけどに注意

 

当然ですけど、沸騰させた水が出てくるわけですから、吹き出し口は高温になります。

 

出力の高いものを使っていて間違って触るとやけどしてしまうので、小さな子供やペット、痴呆が進んだ高齢の人がいる環境だと別のものを選んだ方が無難です。

 

超音波ハイブリッド式加湿器


ドウシシャ 加湿器 ハイブリッド式 フロア ダークウッド

 

超音波ハイブリッド式というのは、温めた水を超音波式の仕組みで撹拌して加湿するタイプのものをいいます。

 

超音波式やスチーム式は小さいものが多いのですが、このタイプはより効率良く部屋を加湿するために、100cm前後の高さで作られているものが多いですね。

 

メリット1:超音波式よりも遠くまで届く

 

水分は温めると上に向かって移動していきます。

 

その出口を高くすることで、より広い範囲を加湿することが可能になるというわけです。

 

スチーム式も狙っているところは同様なんですけど、このタイプはやけどするほど高温にならないので安全ですね。

 

メリット2:インテリアとして優秀

 

超音波式の派生であることからも分かるように、デザイン性が自由に工夫できるのでお洒落なものが多いです。

 

基本的には床へ奥ことを想定しているため、机から落として壊れてしまうという心配もないですね。

 

観葉植物の代わりみたいなイメージで置いておくとちょうどいいと思います。

 

デメリット:床が濡れがち

 

これは超音波式・スチーム式にも共通して言えることなんですけど、出てくる水分の粒子が大きいので、本体を伝って落ちた水分で床やテーブルが濡れてしまうんですよね。

 

棚とか机に置いておく場合はさっと拭けばいいんですけど、床に置いている場合はなんとなくめんどくさいですよね。

 

加湿器のデザインにマッチするような、小さいパイル地のラグなんかを敷いておくといいかも知れません。

 

気化式加湿器


パナソニック 加湿機 気化式 ナノイー搭載 ~19畳 ミスティホワイト FE-KXS07-W

 

気化式というのは、空気清浄機に搭載されている加湿機能と同じ仕組みですね。

 

タンクの水をフィルターが吸収して、そこに風を当てることで揮発させて加湿する方法です。

 

干している洗濯物に風を当てているイメージに近いですね。

 

メリット1:部屋中どこでも同じ湿度

 

ここまで紹介した3種類と比べて、出てくる水分の粒子が細かくて目に見えないレベルなんですよね。

 

それだけ比重が軽く、遠くまで飛ぶので、部屋中どこにいても均一に加湿されています。

 

どちらかというと蒸気を飛ばすというよりは、部屋の中で循環している空気に水分を混ぜていくというイメージの方が近いかも知れません。

 

水が沸騰するコポコポという音もなく、超音波で水を撹拌する「チィーーー」という音も鳴らないので、動作音はかなり静かです。

 

メリット2:不純物が混ざらない

 

加湿フィルターを通す時に不純物が取り除かれるので、出てくる水分には物理的な混じり気がほとんどありません。

 

機種によっては浄水フィルターを付けているものもあるので、ダブルの作用で綺麗にした水を拡散しています。

 

デメリット:室温が下がりがち

 

超音波加湿器を使っていても言えることなんですけど、常温の水分が飛んでくるのである良い打ち水のような効果が生まれ、冬場に使う時は多少室温が下がるので注意が必要です。

 

電気代が抑えられるのも気化式のメリットではあるんですけど、暖房を強くしたら結局電気代は上がっちゃうんですよね。

 

ハイブリッド式加湿器


シャープ ハイブリッド式加湿器(木造9畳まで/プレハブ洋室15畳まで ホワイト系プレミアムホワイト)SHARP 「プラズマクラスター7000」搭載 HV-L55-W

 

さっき紹介したハイブリッド超音波式とは違い、気化式とほとんど同じ構造の加湿器です。

 

違いとしてあるのは、常温の風ではなく温風を当てるという点ですね。

 

これによって、気化式で生まれていたデメリットを解消した加湿器になっています。

 

メリット1:室温が下がらない

 

水分を取り込んだフィルターに温風を当てて熱を加えているので、温かい蒸気が出てきます。

 

かといってスチーム式のようにやけどするほどの温度でもありません。

 

そのため室温が下がらず、安全に使えるというのが大きなメリットですね。

 

メリット2:最も清潔に加湿

 

フィルターで不純物を取り除いた上に、加熱することで滅菌してくれるので、最も清潔な状態の水分で加湿されます。

 

スチーム式もハイブリッド超音波式も不純物が残ってますし、超音波式や気化式は加熱していないから、カビ菌なんかが一緒に出てきている場合もあります。

 

浄水器を通した水を使って、手入れをしっかりすればいい話ではあるんですけどね。

 

デメリット:強いて言えば手入れが面倒

 

気化式の方も手入れの方法は同じなんですけど、このタイプの加湿器は給気・加湿の2種類のフィルターとタンク、それに水受け皿を手入れする必要があります。

 

フィルターの掃除が最もネックになってしまうところではあるんですけど、給気フィルターは取り付けたままの状態で、定期的に掃除機でホコリを吸い取ってしまえば大丈夫です。

 

加湿フィルターは空気清浄機なんかについているものと同じで、クエン酸洗剤などを混ぜた水や漂白剤を薄めた水につけ置きして、よく乾かしてください。

 

強いて言えばこういう手入れの手間がデメリットなんですけど、これでコロナ感染予防の効果が高まるのであれば苦ではないですよね。

 

総合的に考えると「ハイブリッド式加湿器」がベスト


ダイニチ (Dainichi) 加湿器 ハイブリッド式(木造和室8.5畳まで/プレハブ洋室14畳まで) RXシリーズ プレミアムブラウン HD-RX519-T

 

ここまで紹介したメリットとデメリットを考えると、最後に紹介したハイブリッド式加湿器が総合的に考えて一番使いやすいと思います。

 

部屋中の空気を均一に加湿してくれるし、出てくる水分も綺麗。加熱することで滅菌しているけど、吹き出し愚痴を触ってもやけどの心配もないし、音も静か。

 

加湿器に必要な要素が全て揃っていて、デメリットもほとんどないですよね。

 

現在日本で一番売れている加湿器は、ダイニチのハイブリッド式加湿器RXシリーズです。

 

あんまり聞いたことないな。
信用できるメーカーなん?

という人も多いんですけど、石油ストーブやファンヒーターなどを含めた、冬に活躍する製品を専門に作り続けている新潟県の老舗メーカーです。

 

冬にしか店頭に並ばないから知名度は低いんですけど、その実力は折り紙付きなので、個人的には家電業界の広瀬香美と呼んでいます。

 

製品も基本的に全て日本製だということからも、信頼してもらっていいと思います。

 

8・14・19・24畳(プレハブ・鉄筋での使用時)までの広さに対応したサイズ違いで展開されていて、つけ始めに一気に加湿するターボモードを搭載。

 

水受け皿を手入れしやすいフラットな形状にしていたり、タンクに取り付けるAg抗菌カートリッジの除菌能力がかなりレベルの高いものだったりと、その人気も納得の性能です。

 

他にも除菌イオンを放出するハイブリッド式加湿器として、シャープやパナソニックも候補として挙げていいんですけど、個人的にはちょっと手入れが面倒に感じるんですよね。

 

シャープは外装のタンクカバーを外すのに力がいりますし、パナソニックは給気フィルターの数が多いですし。

 

ということで、僕は加湿器を買うならダイニチのハイブリッド式加湿器だという結論に至りました。

 

絶対にこれでなくてはいけないということもないので、自分の使う環境に合う加湿器を選ぶ基準として参考にしてもらえればと思います。

 

それでは。