どうも、YUDAIです。
少子高齢化が進んでいると言われて久しく、最近では新型コロナウィルスの影響で家族と過ごすことが増えてきていると思います。
そんな時、高齢者のお供と言えば何があるでしょうか?
テレビやラジオ、手芸といったものを挙げる方が多いかも知れません。
しかし本当に高齢者が使いやすく、時間を忘れられるアイテムといえば、僕なら「タブレット」を選びます。
その理由を今からお伝えしようと思います。
本記事の内容
高齢者が使いやすいのは「Androidタブレット」
いや、お年寄りにタブレットなんて使いこなせるわけないでしょう!
これを読んでいる多くの人はそう思うかも知れません。
しかしタブレット、それもAndroidが持つ特性を考えれば、これほどお年寄りに向いているアイテムはないと思います。
理由は4つ
高齢者にAndroidタブレットがおすすめな理由は以下の4つです。
Androidタブレットの特性
- 正しい情報を得られる
- 必要なアプリだけをホームに表示できる
- 音声で操作出来る
- 電子書籍で本や新聞が快適に読める
これらについて詳しく解説します。
正しい情報を得られる
最近のテレビを見ていて抱く印象とは、どのようなものでしょうか?


だいたいこんな印象ではないでしょうか?
その上同じ話題でもチャンネルごとに勝手な持論が展開されていて、印象操作も行われているので、正しい情報が得られないということが問題となっています。
YouTubeなどの方が、有用な情報が増えている
最YouTubeを見てみると、最初に開いたホーム画面には新型コロナウィルス関連に関する最新情報を伝える動画が並んでいます。
ここから自分が見たいものだけを見ることが出来、Googleの審査基準を満たした有用な情報が上位に出ているので、基本的にどれを見ても曖昧な憶測というのがありません。
まずこの時点でワイドショーは負けています。
契約と印象操作
テレビではスポンサー契約などに阻まれて発信される情報の範囲が狭まるので、ワイドショーで出来ることは議論という名の雑談でしかなく、自称専門家の大学教授が既に出回っている情報を繰り返すだけです。
対してYouTubeは不適切な表現を禁止する以外の縛りが特にないので、毎日有用な情報が更新されます。
たとえば、マスクの効果を分かりやすく検証した動画など。
この方は他にも科学の力で分かりやすくコロナ対策に関する情報を公開しているので、チャンネル登録しておいて損はないかも知れません。
結局テレビは後追い情報ばかり
朝の番組を見ていると、TwitterのコメントやYouTubeの映像などを流しているコーナーを見たことはないでしょうか?
結局テレビ局もネットから情報を集めていて、情報番組はパソコンが使えない情報弱者のために放送するものだと割り切っています。そのため、そこで放送されている情報はいつも周回遅れなのです。
情報が1日単位で覆される今、それならば人差し指で一度タップするだけで最新情報が見られる環境を整えてあげる方が、高齢者にとっても安心ですよね。
必要なアプリだけをホーム画面に表示できる
これはiPadなどにはない利点です。
高齢者がスマホやタブレットを使いこなすことを難しく感じるのは、アプリが画面全体に隙間なく表示されているiPhoneやiPadのホーム画面をイメージするからです。
Androidであれば必要なアプリだけをホーム画面に表示させることができるので、お年寄りでも迷うことがありません。
僕の場合、タブレットの画面には頻繁に使うアプリと、それ以外はまとめてカテゴリごとに分けて表示させています。
テレビのリモコン一つを見てみてもボタンが多く、お気に入りのドラマを録画するのにも一苦労だというお年寄りは多いものです。
対してタブレットなら、例えばTVerや radiko などのアプリを取り込んで、ホーム画面に「ドラマ」「ラジオ」など名前を変えて配置しておけば、迷うことなくそこから見たいドラマや聞きたいラジオを選ぶことが出来ます。
音声で操作出来る
動画を検索したりする時にキーボードを操作しないといけないというのが、お年寄りには使えないという理由の一つかもしれません。
確かに年齢を重ねてからフリック入力などを覚えるのは無理があるというのは否めません。
しかしタブレットの入力方式は一つではなく、音声で入力することも可能なので、年齢を問わず使うことができます。
誤認識しない?
iPhoneの音声認識が正確なのは以前から知られているところですが、Androidの方はまだ誤認識が多いというイメージがあります。
しかし毎年OSが更新されるたびにその精度も上がり、ほとんど誤認識することなく入力できます。
耳が聞こえづらくなって声が大きくなってきたという方などは特に認識しやすいので、リモコンを使うよりも楽に操作できるかもしれません。
電子書籍で本や新聞が快適に読める
タブレットの利点として、大きな画面で書籍が読みやすいというのもありますよね。
普通に新聞を読んだりするよりも大きく、明るく表示されるので、老眼鏡いらずで読めるということに感動を覚える方も多いようです。
拡大鏡代わりにも
多くのタブレットは背面にカメラが付いており、それを活用して虫眼鏡と同じ面積の範囲を拡大するアプリなどもあります。
チラシや回覧板など小さな文字の書類を、周りが多少薄暗くてもハッキリと読むことが出来ます。
格安Androidタブレットの選び方
ここからは、先述した内容を読んでみて、母の日にでもタブレットをプレゼントしようかと思った方へ向けてお話します。
初めてタブレットを買うという方にとっては、高価なものを買ったけれど結局使いこなせないという失敗は避けたいですよね。
タブレットはパソコンやスマホと比べ安価なものが多く、最近では大手ブランドのOEM(下請け生産)元として稼働していた会社が同じ技術を使って自社生産していたりもするので、安くてもある程度性能の良い機種が手に入ります。
メモリは2GB以上
動作メモリは2GB以上あるものを選んでおけば、普通のスマホなどと同じようにサクサク動いてくれます。
上を見ても3GBぐらいまであれば、動画を見たり電子書籍を読んだりするだけなら十分でしょう。
本体ストレージは32GB程度
ストレージ容量は16GBぐらいから展開されていますが、16GBでは動作ももっさりしているものが多いので、最低でも32GB程度のものから選ぶと失敗はあまりありません。
これらの条件を兼ね備えたスペックのタブレットならば、15000~30000円以内の予算で購入することが出来ます。
高コスパのマイナーブランドか、保証重視の大手ブランドか
中国や台湾にはタブレットを専門に生産するメーカーが多く存在し、元Googleの社員が在籍するところもあるので、価格の割に性能が異常に高いということが特徴ですが、日本に代理店がないという会社も多いので、故障した時が困るというデメリットもあります。
その為壊れたら買い替えるというスタンスの方は、マイナーメーカーで安いけれど性能が良いという機種を選ぶと良いでしょう。
保証重視で少し予算を上げても良ければ、世界的シェアを誇るLenovoやASUSなどを選ぶと安心です。
高齢者でも使いやすい、U3万円の高コスパモデルは?
今回提示した予算の中でも、これを選んでおけば間違いないという機種を4つ紹介します。
1.世界で最も勢いのあるモバイルPCブランド
HUAWEI MediaPad T5
HUAWEI MediaPad T5 10 タブレット 10.1インチ Wi-Fiモデル RAM3GB/ROM32GB ブラック 【日本正規代理店品】
近年世界的にシェアを広げ、中国からのビッグウェーブにアメリカ経済が呑み込まれることを恐れたトランプ大統領が「ファーウェイ製品は使うな」と声明を出すほどの影響力を持ったモバイルPC企業の大手、Huawei。
10.1インチという動画視聴に十分な大きさでありながら、手に持っても疲れにくいサイズ感で、メモリは3GBで動画が止まることもなく、かつ1920×1200のフルハイビジョンという高画質と、これを持っておけば足りないものはひとまずありません。
2.安定のLAVIE
NECパーソナル PC-TE508HAW
NECパーソナル PC-TE508HAW LAVIE Tab E Android – TE508/HAW ホワイト
もう少しコンパクトで安く、分かりやすいメーカーのタブレットはないかという声に応えるのがこちら。
ストレージ容量は16GBなのですが、128GBまでのmicroSDカードを入れることが出来るので、保存先をそちらに設定しておけば動作が遅くなるということもないでしょう。外部ストレージが無くても、限られたアプリしか入れないという方であれば必要十分なスペックです。
3.世界シェアNo.1のコスパと実力
Lenovo タブレット TAB4 8 Plus 8.0型 WiFiモデル
Lenovoは香港のメーカーなのですが、デザインを見ると上で紹介したNECと全く同じなので「パクリ」だと思う方もいます。しかし単にOEM(下請け製造)元が同じで、その工場で作ることのできるデザインがこの形で決まっているというだけです。
4.ディズニーが認めた格安タブレット
Dragon Touch Y88X PRO
とにかく安いものを。でも安かろう悪かろうでもなく、読書とラジオの使用がメインという条件で選ぶのであれば、Dragon Touchという中華メーカーから販売されているこちらのモデルがベストです。
中華ブランドといえど、中国の深圳(しんせん)市に拠点を置くこのメーカーは、Googleアプリを提供しているストアの動作テストに合格していることはもちろん、ウォルト・ディズニーとパートナーシップ契約を結んでいることからも信頼性が確保されたメーカーです。
画面サイズは7インチと電子辞書よりも少し大きいぐらいで、メモリも2GBという動作環境が確保されているので、サクサク動いて手軽に使えます。
インストールしておくべきアプリは?
You Tubeは基本的にデフォルトでインストールされているので、他にもドラマや映画をよく見るのであれば、とりあえずU-NEXTを入れておくと良いでしょう。
月額は1990円と少し高額なのですが、その分ほとんどのテレビ放送ドラマや韓流ドラマなどが無料配信されています。
一番のメリットは、最大4人までファミリーアカウントを共有でき、間違ってポイントを使ってしまわないように設定することも可能な点です。仮に4人でアカウントを使ったとすると一人あたり500円弱。更に毎月1200ポイントがもらえるので、実質の月額料金は更に下がります。
Androidなら思ったより簡単
もともとタブレットというのは、2歳や3歳の子供でも直感的に使えるよう考えて作られたものです。
今から新しいことを覚えるのに抵抗があるというお年寄りでも、使うアプリを最小限に設定して「ドラマ・映画」「ラジオ」「本」などのように振り分けておけば、使いこなすのに1日もあれば十分です。
おうち時間でのコミュニケーション不足の解消にも
またスマホが使えれば誰でも教えてあげることが出来るので、タブレットをプレゼントして使い方を教えてあげることで、おうち時間でのコミュニケーションが増えるという効果もあります。
引き続き外出時自粛が続く中で迎える母の日に、カーネーションとは一味違う贈り物候補に加えてみてはいかがでしょうか?