BNBとは
海外取引所バイナンスが発行するコイン
国内では上場しておらず、DEXからの購入
現在約3.8万円/1BNB
発行上限数は2億枚
取引手数料優遇、新規仮想通貨の先行取引が可能
BSC内での決済通貨となっている
‐バイナンス(Binance)‐
2017年に香港で設立された仮想通貨取引所
取り扱いコインの種類も豊富で、世界最大級のユーザー数、取引数を持つ。
レバレッジは最大125倍、取引所手数料は0.1%(BNBでの利用で0.05%まで引き下げ可能)
BSCとは
バイナンススマートチェーンと呼ばれるスマートコントラクト・プラットフォーム
‐スマートコントラクトプラットフォーム‐
通貨取引を行う決済条件の発行、承認などをブロックチェーン上で自動で行うプラットフォーム
証券取引所のようなもの
BNBの特徴
・最大25%、仮想通貨取引手数料の割引を受けられる
・コンバート(両替)を利用できる
・IEO(Initial Exchange Offering)に参加できる
・他プラットフォームの決済手段として利用できる
・ステーキングで利益を稼げる
・バイナンス上でローンを受ける事ができる
‐IEO‐
新規コインのトークン先行販売
公開価格より安く購入できる
‐ステーキング‐
所持しているトークンをブロックチェーンのネットワーク上に預けることで、報酬を得る方法
トークンを多く、長く保有し、そのコインの信頼性を証明することで報酬を得る
定期的にバーン(償却)
定期的に償却する→意図的なデフレを起こすことで価値上昇
2022年のBNBロードマップ
注力ポイント
- BSC2021(現行のBSCのバージョン名)の拡大
- BNBエコシステムを、クロスチェーンやマルチチェーンに拡大
- コミュニティの強化とタレントの育成
技術面と人材面から固めてゆく方針
BSC上のDeFiへの資金流入
BSCのDeFiシェア率は全体の1/20に迫るが、2021年5月の急激な伸びからの上昇は緩やか
BSC上のdAppsは80%がDeFiなので、BSCやBNBの将来性は、開発されるDeFiの数やユーザーの拡大に直結している。
‐dApps‐
Decentralized Applications(分散型アプリ)の略
オークションやゲームなどが作られる、スマートコントラクトをベースとしたアプリ
NFTやメタバースを構成する、デジタル上資産の価値証明を行う機能を持つ
例:マインクラフトのようなオンラインゲーム上の土地に企業が広告やネットショップを構築し、その周辺の土地に値段をつけて売買できる
BNBの購入方法
- 日本円で国内取引所にてビットコインorアルトコインを購入
bitflyerなどに入金し、ビットコイン・アルトコインに換金 - 送金先となる海外取引所の入金画面から、入金アドレスをコピー
海外取引所内のウォレット画面で、国内取引所で入手した通貨の銘柄の入金(Deposit)ボタンをクリックし、入金アドレス(Deposit address)をコピー。 - 国内取引所の送金画面に海外取引所のアドレス貼り付け
コピーした入金アドレスを、国内取引所の送金画面にペースト。
国内取引所の画面にて送金ボタンを選択後、送金先アドレスに入金アドレスをコピー。
※国内取引所では「送金」、海外取引所では「入金」となる - 数量とネットワーク指定し送金
国内取引所の画面で、送金されたい通貨の数量、利用するネットワークを選択した後、送金実行ボタンを押す。
その他
よくある疑問・質問
バーンについて:始まったらいつまで続く?
絶対数が1億枚になるまで焼却は続き、その間徐々に価格が上昇
毎回の焼却量や時期はスマートコントラクトによって管理、自動で実行される。
他取引所の発行コインと比較した強み
・使い方が幅広く、世界最大級の取引所であるBSCの決済通貨である
・取引手数料割引など、取引所内での仮想通貨の入手が有利
具体的な使い方は?
BNBの主な使用方法として、
- 決済
- 旅行
- エンターテイメント
- サービス
- 金融
の5種類。
海外では幅広い利用が可能となっており、日本では導入待ち。
まとめ
- BNBは世界最大の取引所、バイナンスが発行する独自通貨
- バイナンス上での決済などにで優遇が利く
- 定期的なバーン(償却)により価値を維持・向上
- ビットコイン・イーサリアムに連動
- DeFiブームに乗り、2021年に1300%の価値上昇
- 今年のロードマップが計画通り進めば、2025年には1,700USDまで上昇見込み
取引所が発行する独自通貨の中では世界最大級の規模と、バーンによる安定した価値の維持・向上に信頼のおけるコインである。
参考:Marketα